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認知症の看護・介護に役立つ よくわかるパーソン・センタード・ケア [書籍]

ケアをする人、される人、お互いの気持ちが楽になる!不安がなくなる!
認知症の人の思いを一番に考え、その人の視点からケアすることで抑うつ、徘徊、排泄トラブル、暴言・暴力などと呼ばれる行為が緩和され、現場の関係によい効果が生まれます!

目次

はじめに
  認知症ケアをする前に知っておきたい3つのこと(考え方を変えましょう)
    認知症は「人でなくなる」ことではない
    BPSDを緩和するのは「ケア」
    認知症の人が「人でいられる」ケアを
    パーソン・センタード・ケアについて
第1章 認知症のことを知る
  認知症とは
     アルツハイマー型認知症
     血管性認知症
     レビー小体型認知症
     前頭側頭型認知症
  症状について
     中核症状とは
      記憶障害 
      見当識障害
      実行機能障害
      理解・判断力障害
      失行・失認・失語
    BPSDとは
第2章 パーソン・センタード・ケアの基本
  パーソン・センタード・ケアとは
  実践するうえで大切なこと
第3章 実践のための「3ステップ」
  サインから始まる3ステップ
    例:不安や動揺のサイン!食べられないのはなぜ?
  STEP1 思いを「聞く」
    心構え
    テクニック
     例:”なぜ”を知るために、まずはその人を知る
  STEP2 情報を「集める」
    心構え
    パーソン・センタード・モデル
    1.脳の障害
    2.身体の健康状態
    3.生活歴
    4.性格傾向
    5.社会心理(人間関係・物理的環境)
     例:”なぜ”の理由から、ケアを考える
  STEP3 ニーズを「見つける」
    心構え
    心理的ニーズと関連する行為
    怖がらせること/思いやり(優しさ・温かさ)/後回しにすること/包み込むこと/急がせ
    ること/リラックスできるペース/子ども扱いすること/尊敬すること/好ましくない区
    分け(レッテル付け)をすること/受け容れること/侮辱すること/喜び合うこと/非難
    すること/尊重すること/だましたり、あざむくこと/誠実であること/わかろうとしな
    いこと/共感をもってわかろうとすること/能力を使わせないこと/能力を発揮できる
    ようにすること/強制すること/必要とされる支援をすること/中断させること/関わり
    を継続できるようにすること/物扱いすること/共に行うこと/差別すること/個性を認
    めること/無視すること/共にあること/のけ者にすること/一員として感じられるよう
    にすること/あざけること/一緒に楽しむこと
第4章パーソン・センタード・ケア実践編
  食事のこと
   ケース1 向かいの人の食事に手を伸ばす
   ケース2 「私だけ食べていない」と言う
  トイレのこと
   ケース1 便を触ってしまう
   ケース2 ゴミ箱に排尿をする
  お風呂のこと
   ケース1 火曜日しかお風呂に入りたがらない
   ケース2 ある1日だけ喜んでお風呂に入った
  眠りのこと
   ケース1 夜中、頻繁に起きる
  物盗られ妄想のこと
   ケース1 「財布を盗られる」と言う
  歩き回ること(徘徊)
   ケース1 「家に帰りたい」と言う
   ケース2 部屋の中を歩き回る
  意欲のこと
   ケース1 すべてに対して意欲が見えない
  暴言・暴力のこと
   ケース1 「あっちへ行け」と言って腕を叩く
  収集すること
   ケース1 ティッシュペーパー類を集める
  車椅子のこと
   ケース1 車椅子から立ち上がろうとする
コラム 
 急性期病院でのパーソン・センタード・ケア
 その薬、本当に必要ですか?
 「うそをつかない」ことの大切さ
 お世話をしたい人、されたい人
 「自分らしいスタイルでいたい」という気持ちを大切に
 その人の本当の構想の意味を考えていますか?
 パーソン・センタード・ケアのエビデンス
 入院、入所時にはファーストコンタクトを大切に

著者等

監修 鈴木みずえ

商品情報

項目
タイトル認知症の看護・介護に役立つ よくわかるパーソン・センタード・ケア
形態書籍
ページ数160
出版年度2017年
出版株式会社池田書店
商品コードB0017
ISBNコード978-4-262-14588-4
価格1,650円(税込み)
売り切れ

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