2.高齢者介護を取り巻く状況

介護が必要になる高齢者は、加齢とともに増加します。今後は高齢者が増加し、介護保険料を負担する40歳以上人口は2025年以降は減少します。保険料収入と給付のバランスが悪くなっていきます。高齢者介護を取り巻く状況について理解しましょう。(2025.5.23更新)

ポイント

・認定率の高い後期高齢者が増加(85歳以上は認定率50%以上)
・介護保険の保険料収入と給付(支出)のバランスが悪い
・認知症高齢者の数が増加している
・軽度認知障害(MCI)の人も多く、予防の取り組みが大切になる
再生時間:5分
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1問1答

問1 75歳以上の者は30%以上、85歳以上の者は50%以上の人が、要介護または要支援認定を受けている。〇か×か。
〇 2024年の厚生労働省の資料によれば、75歳以上は31.0%、85歳以上は57.7%であった。
問2 認知症高齢者の数は、2022年では443万人となり、推計によると2040年は584万人となる。地域での理解者を増やすほど、これまで以上の認知症高齢者への対策が重要である。◯か×か。
(解答)◯ 認知症高齢者数は予測よりも少なく抑えられているが、高齢者数が多いため引き続き対策が重要である。
問3 2022年では、軽度認知障害とされた人は220万人で、認知症高齢者の数の半数である。◯か×か。
(解答)× 558万人とされ、認知症高齢者数よりも多い。そのため認知症予防の取り組みも重要である。

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