クリスティーン・ブライデンさんは、1995年に46歳で、アルツハイマー病と診断されました。診断当初、彼女は3人の娘をかかえたシングルマザーで、オーストラリア政府の要職につき多忙な日々を送っていました。クリスティンさんは、告知を受けた2年後、ポールさんと出会い結婚しました。現在は夫のポールさんや家族に支えられながら、認知症の体験を綴った本を世に送り、また講演活動を続け、世界中の多くの認知症の人々や支える家族に、勇気を与え続けています。
これまで認知症の人自らが、自分の体験を言葉で伝えられるということは、あまり例がありませんでした。現在では彼女の勇気に後押しされ、たくさんの人々が発言するようになり、「認知症」という病気のイメージが大きく変わろうとしています。
この映像をご覧になるとき、彼女の貴重な話を、あなたの身近な誰かと置き換えて聞いてみてはいかがでしょうか。認知症を持っている人が日々どのような体験をして、どのようなことに困難を感じているか、そしてどのようなケアを求めているかを、そこから知ることができるでしょう。
ビデオの活用例
DVDは、3つのパートにわかれています。
パート1 認知症の旅がはじまった頃(21分)
パート2 認知症の人の体験(16分)
パート3 認知症の人から求められるケア(19分)
パート1は、認知症の人本人や家族が体験する、診断を受けた当初の困難な状況や、この時期の必要な支援とは何かについて考えます。パート2では、認知症の人がその障害のために、日常生活の中でどのような体験をしているかについて学びます。パート3では認知症の人が求めるケアについて学びます。
認知症ケアを仕事としている方々への研修、認知症介護実務者研修や、家族会、介護教室、地域住民への認知症啓発など、認知症の理解を深めていただくためのさまざまな場面でお使いいただけます。
映像をより役立てるために、小冊子『認知症の人から学ぶ 活用読本』が付属しています。各パートの解説や研修で使えるワークシートなどを収録しています。
クリスティーン・ブライデンさんの声(日本語吹き替え) 中里雅子
監修 永田久美子
構成 沖田裕子
製作・著作 認知症介護研究・研修東京センター
サンプル映像
パート1 認知症の旅がはじまった頃
パート2 認知症の人の体験
パート3 認知症の人から求められるケア
ビデオ情報
項目 | |
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タイトル | 認知症の人から学ぶ ~クリスティーン・ブライデン講演より~ |
形態 | 施設・事業所内研修支援 |
分数 | 56分 |
製作年度 | 2004年 2007年修正版 |
商品コード | 0011K |
価格 | 8,250円(税込) |