
テレビ回想法とは
「昔のことを思い出し、自らの人生を振り返ったり、若者達に昔の知恵を伝えたり、回想を今に活かそう!」という回想法のエッセンスを取り入れて、懐かしい話に花を咲かせていただこう、お年寄りがご存じの昔の話を教えてもらって、いつまでもいきいきと元気に暮らしていただこう、といった場面に活用できるDVDです。
画面からは、お年寄りにとって懐かしい話題が提供されます。そのシーンをご覧になりながら、介護者とお年寄りと、またお年寄り同士で、さらに子供たちと、回想と会話を楽しんでください。このDVDは、介護者やお年寄り同士のコミュニケーションのお手伝いをします。
回想法について
回想法とは、昔懐かしい経験や体験などを、皆で楽しみながら語り合うことによって、 脳をいきいきとさせ、気持ちを元気にするアプローチのことです。回想法は、認知症の予防やひきこもりの防止など、高齢者の生活の質を向上する効果があるといわれています。
特別養護老人ホームやグループホームといった高齢者施設でも、回想法が注目されており、静かな広がりを見せています。また、地域での認知症の予防策の1つとしても注目されており、市町村自治体等で、公民館や民俗資料館を中心に取り組みが進められています。
DVDの収録内容(全86分)
「女の身だしなみの巻」、「戦中戦後の暮らし〜結婚式〜の巻」、「おそうじの巻」の3話を収録しています。
女の身だしなみの巻

「女の身だしなみは着物から」着物自慢に花を咲かせてもらう
夏は木綿の浴衣。春・秋は単衣(ひとえ)。秋の衣替えで、袷(あわせ)に変える。普段着のことは綿服といい、裕福な家庭の奥様は大島、結城、黄八丈などを普段着に。若いお嬢さんは銘仙(めいせん)を着た。「どんな着物をきていらしゃいました?」「ほどいて何を作りました?」「なんという生地でした?」着物自慢に花を咲かせましょう。
戦中戦後の暮らし〜結婚式〜の巻

「衣料切符」 配給時代のご苦労について聞いてみる
配給の時代。食べ物や衣料の引き替えには、お金だけではなく「券(切符)」も必要。ご出演された倉八さん、実は花嫁衣装も親戚中から各家庭に配給される「衣料切符」をかき集めて購入したということ。白無垢の花嫁衣装は、果たして何点だったのでしょうか?
おそうじの巻

「ほうきを逆さまに立てる」 おまじないについて聞いてみる
これは「お客さんが早く帰りますように」というおまじない。決してお客さんに見せてはいけません。あくまでも見えないところでやる。なぜほうきを逆さにするのか?それはわかりません。
サンプル映像
出演

来島 修志(きじま しゅうじ)
「あったかいものが何とも言えない、おばあちゃんっていいな〜、おじいちゃんっていいな〜、そんな想いを伝えたい」
作業療法士として沖縄県にある本部記念病院老人性認知症疾患治療病棟勤務などを経て、現在は日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科の教員として作業療法士の育成に従事している。回想法は、日本の回想法研究・実践の第一人者である野村豊子氏に師事。高齢者に笑いをもたらすことを自らの使命として、八面六
商品情報
項目 | |
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タイトル | テレビ回想法 懐かしい話 第3巻 ~女の身だしなみの巻、戦中戦後の暮らし~結婚式〜の巻、おそうじの巻 |
形態 | DVD |
分数 | 86分 |
製作年度 | 2004年 |
商品コード | 0080 |
JANコード | 4562398140080 |
価格 | 2,750円(税込み) |
回想法を学ぶ
テレビ回想法の使い方
テレビ回想法 懐かしい話の使い方作業療法士 来島 修志 回想法とは? このビデオに登場するお年寄りの方々は、昔のことを思い出し、楽しく、懐かしく、時に頼もしく語って下さっています。私はただ聞き役にまわり、知らないことを教わり、話し手のやさしい心に触れながら、びっくりしたり、胸が熱くなったりしていきま…